主人と家事育児を上手に分担させるコツ

家事分担を考える夫婦

家事育児の内容を書き出してみよう

子供が保育園や幼稚園に行くようになり、職場復帰を果たすママたちにとって、夫と家事育児を分担して行うのは大きな課題になります。
普段から家事育児が好きで積極的に行ってくれるパパならいいですが、夫たちの大半は「褒めないと動かない」「言うまでやらない」という人が多いようです。

そこで、いったいどれほどの家事育児があるのか書き出してみて、夫にプレゼンしてみましょう。
感情で訴えるよりも、「このような家事育児があります。この部分とこの部分を担当してください」という方が男の人にとっては受け入れやすいようです。

まずは、朝起きてからのスケジュールを書きだしてみます。
「起床、洗濯、朝ご飯作り、子供を起こし歯磨き洗顔、子供の着替え…」などと言うふうに、起床から就寝までを書き出します。

定期的なものでまとめてみよう

一日の家事育児を書き出してみたら、表にしてみます。
まずは定期的に行う家事育児を書き出してみます。

定期的に行う家事育児とは「洗濯」「朝食作り」「子供を起こし歯磨き洗顔させる」「子どもの着替え」「洗濯物を干す」「ゴミ出し」「掃除機かけ」「トイレ掃除」「買い物」「洗濯物を取り込む」「洗濯物をたたむ」「洗濯物をしまう」「夕食作り」「夕食片付け」「風呂準備」「子供と入浴」「風呂掃除」などなど、また「保育園や幼稚園の送り迎え」「子供の連絡帳を書く」「哺乳瓶の消毒」「オムツ替え」「保育園や幼稚園に行く準備」なども含まれます。

不定期なものでまとめてみよう

次に不定期に行わなければならないことを書き出してみます。
「クリーニングに服を出す」「クリーニングの受け取り」「子供の予防接種」「子供の爪切り」「シンクの掃除」「換気扇掃除」「ふろがま掃除」「窓拭き」「靴磨き」「衣替え」「冷蔵庫の整理」「シャンプー、コンディショナーの補充」など、定期的ではないけれど、やらなければいけないことを具体的に書き出すようにします。

担当をそれぞれ決めていこう

すべて書き出してみたら、いよいよプレゼン開始です。
夫は図を見て具体的に家事、育児の内容を知ることができます。
これだけ多くのことを一人ですることはできないということに気が付くはずです。

では、いよいよ担当を決めていきましょう。
それぞれに得意なことを選びましょう。
平等に分けるのは現実的ではありません。
ここでの最初の目標は、夫に家事育児の全体像を把握してもらうことです。

今度は1枚の紙に、それぞれが行なう家事育児を書き出します。
冷蔵庫など見える位置に貼っておきましょう。
図にすることで「夕食から子供の寝かしつけまでにこれだけのタスクをこなさなければならない」など具体的にその時にやることが分かります。何をしたら分からないという夫にとって有効な方法になるはずです。