働く場所が豊富な「医務室看護師」

複数の薬

医務室で働く看護師

看護師の勤務場所というと多くの人は病院をイメージしますが実際には病院だけありません。
まだまだ選択肢は少ないですが最近では病院以外で看護師の活躍できる場所が増えています。
その中の一つが医務室での仕事です。

医務室も様々な場所があります。
昔からある会社や学校の医務室だけではありません。
ホテルやレジャー施設、駅、自衛隊、警察といった場所にも医務室はあり看護師の募集をしていることがあるのです。

医務室看護師の雇用形態や仕事内容

医務室看護師の募集をしている企業や施設の数は多くはないですが、正社員としての応募が多いです。
公的機関の医務室に採用された場合には準公務員の扱いをされることもあります。

医務室看護師はどの職場でも同じ仕事をするわけではありません。
業務内容は勤務する場所によって違います。

企業や学校の場合には社員や生徒、スタッフといった施設内部にいる人たちが対象です。
それに対してホテルや駅、レジャー施設の場合にはスタッフだけでなくそこを利用する人たちが対象になります。

対象は異なるものの業務としては利用する人たちのケガや体調不良への対応を必要な処置を行うのが仕事です。
ただし施設によっては不特定多数の人たちが利用すること、利用する年齢層が広いことから臨機応変に対応する必要があります。
特に空港のような外国人が利用する施設の場合には文化や言語の違いから他の医務室よりも知識が必要です。

診療所の種類と違い

一般的な企業での看護師の募集は「企業内医務室」以外にも「企業内診療所」や「企業内健康管理室」といった名称の違いがある場合があります。
同じように見えますが、違いがあるためきちんと確認することが必要です。

医務室は学校の保健室に近く、あまり大きくない施設で体調不良者が訪れ休息をしたり、ケガの手当てをしたりします。
健康診断の際には身体測定や血圧測定を行うことが一般的です。

企業内診療所は診療所なので医務室よりは小さいクリニックに近い位置づけになります。
看護師だけでなく医師や薬剤師も常駐していることも少なくないです。
社員向けの小さな病院として診療も行うことがあります。

健康管理室は企業内診療所よりもさらに機能の幅が広いです。
社員の生活習慣病予防を行ったり健康相談に乗ったりする以外にも、社員のメンタルケアを行うこともあります。
健康診断を行っている場合にはすべて自社内で行うことがほとんどです。

このように名称によって規模や業務の内容が異なってきます。
また、学校の医務室の場合には看護師資格ではなく養護教諭の資格が必要です。
似たような仕事ですが働く場所や名称によって仕事の内容や必要な資格が変わるので気を付けましょう。