仮眠を確保しよう

仮眠の重要性

夜勤勤務は長時間なので、勤務中に仮眠を取ることは非常に重要です。
夜間の勤務ではどうしても日中の勤務よりも疲労が出やすいので、仮眠を取ることによって注意力が低下しないように注意しなければなりません。
仮眠の時間は2時間以上が理想的ですが、当日の病院の状況によっても仮眠時間は左右されてきます。

日本看護協会が発行している「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」でも、仮眠を取ることが推奨されています。
医療の安全ではだけではなく、働く看護師の健康を守るためにも、仮眠をぜひ実行しましょう。
夜勤の勤務時間は13時間以内が推奨されていますが、現実には16〜17時間におよぶ勤務も稀ではありません。
夜勤を長期にわたって続けていると、人工照明にさらされる時間が長くなるため、抗腫瘍作用のあるホルモンの分泌が抑えられてしまい、前立腺がんなどの発生するリスクが増えてしまいます。

抗腫瘍作用のある「メラトニン」というホルモンには抗酸化作用もあり、夜間の睡眠中に分岐されるのでたとえ2時間でも仮眠を取っておけば、病気になるリスクを下げることができます。
また、夜間勤務中に仮眠をとっておくことによって翌日の疲労感をかなり軽減することができますから、余分な睡眠に費やす時間を自分の自由時間として有効活用することができます。
仮眠を十分に取っておかないと、早朝に眠気が襲ってきて、ヒヤリ・ハットが発生しないとも限りません。

効果的な仮眠の方法

仮眠を取ってしまうと、目覚めた後しばらくぼんやりしてしまうため、勤務中はたとえ眠くても仮眠を取らないようにしているという看護師も多いのですが、仮眠を取らないで夜勤を続けていると、確実に疲労がたまっていきます。
仮眠の時間はきちっと決めて、アラームをかけて寝るようにすること、目覚めた後は軽い運動などをして眠気を覚ます工夫をするようにしましょう。

眠気を取って頭をスッキリさせるためには、軽いストレッチ運動がおすすめです。
また、顔や手を冷たい水で洗う、明るい光を浴びるといったことも目を覚ますのに役立ちます。
質の良い仮眠ができるかどうかは仮眠室の状態にもよりますので、空調や照明などはきちんとチェックしましょう。
医療施設によっては仮眠専用スペースが確保されていないところもありますので、このような場合には施設の管理者と話し合ってみることも大切かもしれません。

夜間勤務が多くても昼型の生活をキープすることは大切

夜間勤務が多い看護師でも、夜型の生活に慣れてしまわずに昼型の生活をキープすることが健康を維持する大切なカギとなります。
家族がいる方の生活をしていることがほとんどなので、仮眠をしっかりと取って夜勤明けでも家族の相手ができるような環境づくりをすることは大切です。