共働きで直面する小1の壁とは

小1の壁とは?

よく「小1の壁」という言葉を耳にしませんか?
子育てサイトやワーキングマザー主催のYouTube動画などで見かけることが多い小1の壁とはいったい何で、どんなふうに乗り越えられるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
共働き家庭の前に立ちはだかる巨大な壁も、先輩ママたちのアドバイスを参考にしてガシガシ登っていきましょう。

幼稚園や保育園から小学校に上がる過程で生じる変化や、直面する問題を小1の壁と呼びます。
幼稚園や保育園が同じお友達が少ないから友達を作るのが難しそう、送り迎えが無くなるから交通事故に遭わないか心配、PTA役員会や保護者会は平日昼間だから出席が難しいなどなど、小学校ならではの悩みはつきません。

その中でも看護師として働くワーママにとって大きな問題になるのが、保育園と小学校の生活時間帯の違いです。
保育園の延長保育を利用しているワーママは少なくないはずです。
学童保育を利用したとしても、放課後の時間をどうするかというのは大きな課題です。

小学1年生の1日の流れについて

6:30~7:00 起床
7:30~8:00 登校
8:30~ 授業(休み時間は5~10分、給食は30~45分)
14:00~15:00 下校後、学童または習い事へ
17:00~18:00 学童から帰宅(自治体運営は17~18時までが多い。民間が経営している学童は19時頃まで)

学童保育は夏休みなど長期休暇の間も利用できますが、基本的に給食は出ないので休みの間はお弁当を持たせないといけません。
正社員として働いている看護師にとっては、なかなか高い壁です。
とはいえ、学童に行けばお友達と遊べますし、宿題の時間もありますから1人で長時間お留守番をさせるよりもはるかに安心できます。
帰宅時間が遅くなるので、防犯対策はしっかり伝えておくべきです。

放課後の充実がポイント

小学1、2年生の低学年の間は2時~3時の間に下校することが多く、長期休みも含めると学校以外の場所で過ごす時間の方がはるかに長くなります。
昔は学校から帰るとお母さんが家で待っていたという家庭が多いですが、共働き家庭があたり前の現在は放課後をどうやって充実させるかが子供の成長に大きく関わります。
放課後の過ごし方により、社会ルールやマナー、自立心や生活習慣など子供にとって必要なスキルをどの程度身につけられるかが決まります。

学童保育にもいくつかの種類があります。
自治体運営か民間企業やNPOによる運営か、私立または公立など種類によって預ける時間、料金、サービスなどが変わります。
利用を決める前に必ず見学に行き、学童の内容やスタッフと子供たちの様子などを確認することをおすすめします。
お子さんが小学校に入学する前に地元の口コミサイトや自治体でも情報収集しましょう。