子供と過ごす休日

紙袋を持つ人

少しでも

三交代制の私たちの仕事は、2日働いて1日休みという勤務体系になります。
当然土日休みという訳にはいかないので、家族と休日が合わない事も珍しくありません。
幸い主人が子供と同じ土日祝日休みなので助かっていますが、家族そろって遠出というのは私が看護師になってからは一度もありません。

それでも、私と家族の休日が合った時には、出来るだけ一緒に出かけるようにしています。
近所の公園やショッピングモールに出かけたり、車で30分ほど行ったところにある漁港の片隅で堤防から釣り糸を垂らしたり、時には近所をぶらぶら散歩という事もあります。

夏休みやゴールデンウィークなどには子供にとっては当然物足りなかった事でしょう。

最近はショッピングモールに行くたびに息子が犬や猫のペットを飼ってというので検討中です。
ちゃんとお世話ができる年齢になった時に飼えるように必要なケージやグッズ、あとはペット用の保険のことなどを調べてメモしています。

離れてからわかること

一度は、夏休み中に親戚家族がキャンプに連れだしてくれました。
子供時代に色々な体験をさせたいという思いがありながらこのような休日の過ごし方になっている事はふがいない思いもありますが、私にとってはかけがえのない癒やしのひと時です。
特に、何をするでもなくただのんびりと一緒の時間を過ごすという事の楽しさを、初めて実感できた気がします。

この気持ちは、専業主婦を続けていたら分からなかったのではないかと思うのです。
一緒にいられる時間に限りがあるからこそ、一緒に過ごせる時間を大切に出来るようになったのかもしれません。
一緒にいる時には、うちの子は私にべったりくっついて離れません。
日頃淋しい想いをさせているためかと思うと、申し訳ない気もします。

ですが、主人と一緒の時間が長くなった分、父子の絆も前より確かなものになっているように感じています。
主人も、しっかり育メンの顔をして、ごく自然に子供たちの面倒をみるようになり、子供の些細な変化にもすぐに気付くようになりました。
私が仕事を持った事は決して家族にとっても悪い事ばかりではなかったんだと実感出来るようになってきています。

子供はこれからもどんどん成長していきます。
あっという間に中学生、高校生となり、だんだん親を必要となどしてくれなくなる日が来るでしょう。
親が子供にしてあげられる事がどれほどあるのか分かりませんが、親が頑張っている後姿を見せる事も、教育の一つになると信じて頑張ろうと思います。

なので今は、出来る事を精一杯の信条で行こうと思っているのです。
他の家庭とは生活の異なる我が家ですが、家族そろって笑って過ごせる休日を大切に、楽しみながら子供の成長を見つめていきたいと思います。