格言から見る命

格言を書くノート

とても深い言葉だからこそ、真実味がある

看護師という仕事柄なので、人の生死に立ち会う機会が多い私は、時々命について真剣に考えることがあります。
命ってなんだろう、どうして人間は生まれて死んでいくのだろう、人は死んだらどうなってしまうのだろう…このようなことを考えていると、途方もない話に発展しそうになるので頭が混乱してきます。
私のようなちっぽけな存在でも人の命について真剣に考えてしまうのですから、賢くて何らかの功績を残している偉人たちは私以上に命について考えていたのだと思います。
偉人が残した格言から見る命について確認してみると、少しだけ理解できるような気がします。
私が調べてみた格言をいくつかご紹介します。

マハトマ・ガンジー

ガンジーはインドで独立の父として知られている有名な人です。
インドがイギリスの植民地だった時代から独立運動を展開していました。
現在も世界のどこかで独立を求める運動が存在していますが、暴力的で死傷者が発生するような運動が多いものです。
しかし、ガンジーは非暴力、不服従とする独自の運動を展開し、平和的な独立運動を目指しました。
様々な苦労を重ねながら、悲願だったイギリスからの独立を果たしましたが、宗教の違いからインドとパキスタンが分離独立するという形になりました。
暴力による抵抗を否定していたガンジーの最期は、皮肉にも凶弾に倒れるという形で終わってしまいましたが、世界中の人たちに平和的思想の強い影響を残した功績が認められています。
そんなガンジーは「毎晩眠りにつくたびに私は死ぬ。そして翌朝目をさますとき生まれ変わる。」という言葉を残しています。
誰もが明日も今日と同じように生きていられる保証はありません。
突然病気になることもあるでしょうし、事故に遭うかもしれません。
朝もいつも通りに出かけたのに、元気に帰って来られない状況になることもあるのです。
どんな時であっても後悔することがないように、毎日を無駄にしないように過ごさなければいけないなと考えさせられる名言だと思います。

キング牧師

アメリカの有名な牧師さんとして知られるキング牧師は、ノーベル賞を受賞していることでも有名な人です。
かつてアメリカでは黒人に対する人種差別が露骨に存在しており、社会的に大きな問題となっていました。
人種差別の撤廃を求めて行ったスピーチは現在でも有名な逸話として語り継がれています。
そんなキング牧師が残しているのが「人は死んでもその人の影響は死ぬことはない。」という言葉です。
例え命が失われてしまっても、生前に残していた功績は残された人たちにも強い影響を残すものです。
もしも私の命が尽きてしまった時にも、家族や友達などにいつまでも覚えていてもらえるように生きていたいと思います。